• "中村"(/)
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  1. さいたま市議会 2019-10-17
    10月17日-06号


    取得元: さいたま市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-13
    令和 1年  9月 定例会             議事日程(第6号)                      令和元年10月17日(木)                      午前10時 開議 第1 開議 第2 諸報告 第3 市長提出議案及び請願の上程(議案第115号~第136号、第141号~第147号、請願第37号~第39号、第41号、第42号) 第4 委員長報告 第5 委員長報告に対する質疑 第6 請願第37号、第38号の取り下げの件 第7 特別委員会の設置及び付託 第8 特別委員の選任 第9 散会本日の出席議員   59名     1番  石関洋臣     2番  土橋勇司     3番  川崎照正     4番  井原 隆     5番  服部 剛     6番  照喜納弘志     7番  竹腰 連     8番  川村 準     9番  都築龍太    10番  新井森夫    11番  玉井哲夫    12番  金井康博    13番  渋谷佳孝    14番  松本 翔    15番  出雲圭子    16番  佐伯加寿美    17番  関 ひろみ   18番  斉藤健一    19番  西沢鈴子    20番  鳥羽 恵    21番  吉田一郎    22番  伊藤 仕    23番  江原大輔    24番  稲川智美    25番  高子 景    26番  冨田かおり    27番  浜口健司    28番  小柳嘉文    29番  小川寿士    30番  武田和浩    31番  吉田一志    32番  谷中信人    33番  金子昭代    34番  松村敏夫    35番  青羽健仁    36番  桶本大輔    37番  島崎 豊    38番  新藤信夫    40番  西山幸代    41番  三神尊志    42番  土井裕之    43番  高柳俊哉    44番  阪本克己    45番  神坂達成    46番  久保美樹    47番  鳥海敏行    48番  中山欽哉    49番  野口吉明    50番  萩原章弘    51番  中島隆一    52番  鶴崎敏康    53番  高野秀樹    54番  神崎 功    55番  添野ふみ子    56番  小森谷 優   57番  上三信 彰    58番  神田義行    59番  帆足和之    60番  松下壮一   欠席議員    1名    39番  傳田ひろみ職務のため議場に出席した議会局職員の職氏名 局長         森山成久   議事調査部長     林 祐樹 議事調査部次長            工藤賢一   議事課長補佐     中村哲也 議事課長事務取扱い 議事課長補佐            小山 寧   議事課議事第2係長  島村一誠 議事第1係長事務取扱い 議事課議事第1係主査 天本良一   議事課議事第1係主査 佐藤公平地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長         清水勇人   副市長        日野 徹 副市長        高橋 篤   副市長        阪口進一 水道事業管理者    森田 治   教育長        細田眞由美 都市戦略本部長    真々田和男  総務局長       山崎正弘 財政局長       櫻井理寛   市民局長       木島泰浩 スポーツ文化局長   蓬田 潔   保健福祉局長     清水恒男 子ども未来局長    金子博志   環境局長       中野明彦 経済局長       千枝直人   都市局長       望月健介 建設局長       土取 均   消防局長       新藤純治 会計管理者      國谷ひとみ  水道局長       秋山雅由 副教育長       久保田 章  選挙管理委員会事務局長                              石原光親 人事委員会事務局長  藤澤英之   監査事務局長     繪野澤俊弘 農業委員会事務局長  秋山 稔午後7時41分開議 出席議員   59名   1番  2番  3番  4番  5番  6番  7番  8番  9番   10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番  17番  18番   19番  20番  21番  22番  23番  24番  25番  26番  27番   28番  29番  30番  31番  32番  33番  34番  35番  36番   37番  38番  40番  41番  42番  43番  44番  45番  46番   47番  48番  49番  50番  51番  52番  53番  54番  55番   56番  57番  58番  59番  60番 欠席議員   1名   39番 △開議の宣告 ○渋谷佳孝議長 ただいまから、本日の会議を開きます。        ---------------- △諸報告 △決算特別委員の辞任及び選任の報告 ○渋谷佳孝議長 初めに、諸報告を行います。 決算特別委員の辞任及び選任について報告いたします。 決算特別委員の辞任及び選任につきましては、お手元に配付いたしました名簿のとおり、委員の辞任願の提出がありましたので、委員会条例第14条の規定により、これを許可し、同条例第8条第1項の規定により、議長から指名いたしましたので、御報告いたします。〔参照〕 決算特別委員辞任選任名簿        ----------------市長提出議案及び請願の一括上程 ○渋谷佳孝議長 次に、市長提出議案第115号から第136号、第141号から第147号、請願第37号から第39号、第41号及び第42号の34件を一括して議題といたします。        ----------------委員会審査結果報告 ○渋谷佳孝議長 各常任委員長及び決算特別委員長から審査結果報告書が提出され、お手元に一覧を配付しておきましたから、御了承願います。〔参照〕 委員会審査結果報告一覧        ----------------委員長報告総合政策委員長報告渋谷佳孝議長 各常任委員長及び決算特別委員長から、審査の経過並びに結果について報告を求めます。 まず、総合政策委員長 玉井哲夫議員     〔玉井哲夫議員登壇〕(拍手起こる) ◆玉井哲夫総合政策委員長 総合政策委員会審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件のうち、議案4件及び請願1件につきまして、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、議案審査について申し上げます。 初めに、議案第121号「さいたま職員定数条例等の一部を改正する条例の制定について」、議案第122号「さいたま市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」、議案第123号「さいたま会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について」、以上3件は、関連がありますので、一括審査いたしました。 本3件では、会計年度任用職員の位置づけ、基本的な考え方、会計年度任用職員の場合の繰り返し雇用の制約に関する規定の有無及び任用方法、臨時・非常勤の来年度からの取り扱いについての周知方法及び採用のあり方、次年度の契約のタイミングなどについて質疑応答の後、討論はなく、それぞれ採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第145号「指定管理者の指定について(さいたま市にぎわい交流館いわつき)」ですが、本件では、非公募とした理由及び公募、非公募についての考え方、さいたま商工会議所がふさわしいとした理由、さいたま商工会議所が事業者の募集等をしていることについての認識、業務の主たる部分と再委託に当たる部分などについて質疑応答の後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 請願第41号「投票率向上のための施策の実施を求める請願」ですが、本件では、執行部に対し、宣伝カーを各行政区に出すこと、また防災無線の活用状況共通投票所を設置しようとする場合の費用面も含めた可能性及び他の自治体での設置に伴う効果などの参考意見を求める発言があり、討論では、まず不採択の立場から、民主主義の土台となる投票率の向上は大変重要であることは認識している。その上で、今回の請願の内容である投票率向上のための施策については、さいたま市の選挙管理委員会等で実施され、既に願意が達成されている部分もある。また、共通投票所の設置については、高額な投資をして、それが結果に見合うのかどうかについて疑問もあることから、不採択を主張するとの討論。 次に、採択の立場から、投票率向上を目指すことは、本市にとっても至上命題であり、共通投票所の設置、改善の余地について検討すべきである。また、商業施設や駅近接の期日前投票所の増設を目指すことは、投票環境の整備、向上にとって欠かせないものであり、よりよい改善を目指して、可能性のあることは実現に努めていただきたいと思うことから、本請願については採択を主張するとの討論。 同じく採択の立場から、本請願には、商業施設や駅近辺の施設を使って、投票環境の改善に努めることや、啓発活動を今後抜本的に進めていくことなど、これから実施していかなければならない課題がきちんと位置づけられており、願意は極めて妥当である。一人でも多くの委員が本請願の願意を酌みとることが市民にとっても非常に重要であり、採択すべきとの討論の後、採決の結果、可否同数となり、委員長の決するところにより、不採択とすべきものと決しました。 以上で、総合政策委員会審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------文教委員長報告渋谷佳孝議長 次に、文教委員長 浜口健司議員     〔浜口健司議員登壇〕(拍手起こる) ◆浜口健司文教委員長 文教委員会審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件のうち、議案4件及び請願1件につきまして、以下、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、議案審査について申し上げます。 初めに、議案第124号「さいたま市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、移管に当たっての教育委員会の同意の要否、条文整理の必要性などについて、質疑応答があり、討論では、まず原案に反対の立場から、本議案は、図書館、博物館や公民館の設置、廃止、管理等について、協議をすれば、教育委員会の合意がなくても、一方的に市長部局へ権限を移すことができるようにするものであり、本市の場合は、既に教育委員会の中立性が危惧されている状況ではあるが、より一層、市長部局の権限を強める今回の条例改正は認められないので、本議案に反対するとの討論。 次に、賛成の立場から、所管が変わることで、本来の社会教育の考え方が薄れてしまうことが懸念されるが、今後、社会教育施設が他部局と連携していくことは十分に予想できるため、市民にとって有効に活用されるよう検討していくべきである。本議案は、上位法の改正に連動した条例改正であるので賛成するとの討論の後、採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第125号「さいたま市教職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、条項ずれのもとになった法律の改正内容などについて、質疑応答があり、討論では、まず原案に反対の立場から、公務員や教職員も年度更新の不安定な雇用形態になっていきかねない会計年度任用職員制度の導入には反対であり、正規の教職員と臨時的に採用している人はきっちり分けて、基本は正規雇用でいくべきという立場なので、会計年度任用職員制度の新設に伴う国の法律改正に連動した条例改正である本議案には反対するとの討論。 次に、賛成の立場から、会計年度任用職員については、趣旨にのっとった運用を心がけていただきたいと思うが、法律の改正に伴う条項ずれを整備するための条例改正である本議案には賛成するとの討論の後、採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第126号「さいたま市教職員の給与に関する条例及びさいたま教職員退職手当条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、成年被後見人等に該当して失職となった事例の有無などについて、質疑応答の後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第135号「さいたま浦和駒場体育館中規模修繕(建築)工事請負契約について」ですが、本件では、休館についての市民への周知状況休館期間における体育館主催イベント調整状況改修対象建築物のIs値、応札した事業者数と開札結果、修繕の見積もり作成に当たって気をつけた点、第2体育室で実施できる競技、業者からの工事期間についての提案の有無などについて、質疑応答があり、討論では、まず原案に反対の立場から、本件では11者から応募があったが、うち9者が失格となった。参加者がわざと安い値段を出して失格になり、結果として一、二者しか残らないというような入札がこの数年横行しており、こんなおかしな入札は認められない。また、たとえ2,000万円高くなっても、1年3カ月の工事期間が10カ月で済めば、市民も早く使えるし、経済効率性もよいかもしれないので、市が一方的に工事期間を決めるのではなく、企業各社からの期間の提案も含めた形で業者選定を行うべきだと考えることから、本議案に反対するとの討論。 次に、賛成の立場から、今回の工事は、前もって周知を進めており、体育館主催のイベントも休止期間を外し計画されている。また、柔道場への空調の設置や、45年たっているアリーナの床の修繕も内容に含まれ、必要性があると考える。今ある施設を活用できるものは活用し、また利用者の利用環境を十分考慮し、修繕の見積もりを立てていると認められるので、本議案に賛成するとの討論の後、採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 請願第39号「消費税増税に伴う学校給食費の値上げはしないでください」ですが、本件では、執行部に対し、学校給食の無償化等に取り組んでいる自治体数、増税に関連する本市の給食費への対応予定、食材に関する軽減税率の適用割合などの参考意見を求める発言があり、討論では、まず不採択の立場から、執行部への参考意見聴取において、消費税増税に伴う値上げはしないとの方針が示されたこと。また、学校給食軽減税率の対象になり、増税の可能性はないと判断できることから、本請願は不採択を主張するとの討論。 次に、採択の立場から、10月から消費税が10%に増税される予定だが、それに伴う給食費の値上げは、ただでさえ大変な子育て世代をより苦しめることになり、あってはならないことと考える。また、給食費が値上げにならなくても、給食の質が落ちることはあってはならないので、本請願の願意は妥当であり、採択を主張するとの討論。 同じく、採択の立場から、そもそも消費税には反対だから、値上げにも反対する。当面は値上げをする予定がないとのことだが、今後ずっと消費税に関連しての値上げはしないでほしい。また、事務が複雑になり、事務手数料ばかりが上がってしまう軽減税率にも反対であるので、本請願は採択を主張するとの討論の後、採決の結果、起立少数にて不採択とすべきものと決しました。 以上で、文教委員会審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------市民生活委員長報告渋谷佳孝議長 次に、市民生活委員長 稲川智美議員     〔稲川智美議員登壇〕(拍手起こる) ◆稲川智美市民生活委員長 市民生活委員会審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました議案7件につきまして、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第127号「さいたま戸籍等関係事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、除票等を150年間保存する方法などについて質疑応答の後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第130号「さいたま印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、執行部の詳細な説明を了とし、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第134号「さいたま消防団条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、これまで成年被後見人及び被保佐人に該当するため消防団員になれなかった事例の有無、成年被後見人及び被保佐人に該当する消防団員労災保険の適用などについて質疑応答の後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第141号「財産の取得について(小型水槽付消防ポンプ自動車)」、議案第142号「財産の取得について(先端屈折式はしご付消防自動車)」、議案第143号「財産の取得について(救急自動車)」、及び議案第144号「財産の取得について(後方支援車)」、以上4件は、関連がありますので、一括審査いたしました。 本4件では、入札における辞退理由、契約から納入までの期間設定の考え、救急自動車の過去の入札実績、各入札の落札率などについて質疑応答の後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、市民生活委員会審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------
    保健福祉委員長報告渋谷佳孝議長 次に、保健福祉委員長 西沢鈴子議員     〔西沢鈴子議員登壇〕(拍手起こる) ◆西沢鈴子保健福祉委員長 保健福祉委員会審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件のうち、議案2件及び請願2件について、以下、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、議案審査について申し上げます。 議案第128号「さいたま心身障害者扶養共済制度条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第129号「さいたま病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の2件について、一括して申し上げます。 議案第128号では、年金管理者とならない方の判断方法、議案第129号では、条例改正による医療環境の向上などについて、それぞれ質疑応答の後、討論はなく、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 請願第37号「国民健康保険の県内「統一保険税率水準」の導入中止を求める請願」については、請願者より9月11日付で取り下げの申し出があり、全員異議なく、取り下げを了承することに決しました。 次に、請願第38号「「心身障害者医療費支給制度」の対象拡大を求める請願書」については、請願者より10月7日付で取り下げの申し出があり、全員異議なく、取り下げを了承することに決しました。 以上で、保健福祉委員会審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------まちづくり委員長報告渋谷佳孝議長 次に、まちづくり委員長 新井森夫議員     〔新井森夫議員登壇〕(拍手起こる) ◆新井森夫まちづくり委員長 まちづくり委員会審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件のうち、議案6件及び請願1件について、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、議案審査について申し上げます。 初めに、議案第131号「さいたま公共事業評価審議会条例の制定について」、議案第132号「さいたま市道路の構造の技術的基準及び道路標識に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第133号「さいたま水道局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第136号「道場三室線2工区(仮称)西堀日向トンネル築造工事請負契約について」の4件について、一括して申し上げます。 議案第131号では、審議会の開催スケジュール、選任する委員の構成、市民意見を取り入れる仕組み、審議会の公正性の担保、議案第132号では、市内で該当する道路、自転車ネットワーク整備計画との整合性、自転車専用通行帯と道路の無電柱化の進捗率、議案第133号では、上位法改正の立法趣旨、該当する職員の有無、現在の臨時職員の内訳、議案第136号では、立体化に至った経緯、新大宮バイパスまでの完成予定時期などについて、それぞれ質疑応答の後、討論はなく、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第146号「市道路線の認定について」、議案第147号「市道路線の廃止について」、以上2件は、関連がありますので、一括で審査いたしました。 本2件では、カーブミラーの設置位置、廃止された後の土地利用などについて質疑応答の後、討論はなく、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 請願第42号「11月30日のJR東日本ダイヤ改正で、埼京線の大宮~武蔵浦和間の運行本数が大幅に削減されることに対して、さいたま市としてJR東日本に抗議し削減を見直すよう緊急に申し入れるとともに、さいたま市議会でも同様の決議をあげてください」についてですが、9月18日付で請願者より取り下げの申し出があり、全員異議なく、取り下げを了承することに決しました。 以上で、まちづくり委員会審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------予算委員長報告渋谷佳孝議長 次に、予算委員長 小柳嘉文議員     〔小柳嘉文議員登壇〕(拍手起こる) ◆小柳嘉文予算委員長 予算委員会審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました議案2件につきまして、以下、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本委員会では、議案第115号「令和元年度さいたま一般会計補正予算(第5号)」、議案第116号「令和元年度さいたま介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」の2件について、一括審査いたしました。 本2件では、通学路への防犯カメラの設置とプライバシーへの配慮、子育て関連事業において償還金が生じた理由、保育所整備による受け入れ児童拡大数の目標を達成できなかった要因と今後の対策、にぎわい交流館いわつきの管理経費の根拠と軽減策の検討状況障害児入所給付費等負担金の償還の状況などについて質疑応答があり、討論では、議案第115号「令和元年度さいたま一般会計補正予算(第5号)」について、原案に反対の立場から、にぎわい交流館いわつき管理運営事業は、年間およそ8,000万円の委託料であり、10年間と長いスパンで見ると、さいたま市は8億円も財源を奪われることになる。赤字箱物事業財源的制約は、2030年以降のさいたま市の人口減少時代に大きな足かせとなる。今からでも遅くないので、にぎわい交流館いわつきの開館をストップすべきことを提案して、反対するとの討論。 次に、賛成の立場から、児童扶養手当事務事業は、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金を支給するため補正を行うものであり、必要と考える。ただし、対象者の判断基準が難しいため、支給漏れ防止策には十分な配慮と寄り添った対応をお願いする。通学区域検討事業での防犯カメラ設置は、安全安心な通学路の確保に向けて重要な事業と認識する。防犯カメラ設置運用ガイドラインにのっとり、プライバシーの保護については十分に配慮しつつ、適正に運営されることを一言申し添え、賛成するとの討論。 同じく賛成の立場から、国や県への償還金については、各事業においてさまざまな制約のもとで、効果を求めながら予算を執行していることは理解するが、結果的に多くの執行残があることを鑑み、超過交付が出ないための取り組みをしていくべきと考える。特に保育の分野では、一人でも多くの子供たちが保育所等に入所、入園できる環境を整備していく必要があり、引き続き施設整備を初め、保育士確保のためのさらなる支援や処遇改善策を行うと同時に、事業者や各団体とも、これまで以上に市が率先して連携を図ることを要望し、賛成するとの討論。 同じく賛成の立場から、本議案は、主に国や県からの交付金の超過交付分を償還する経費についての補正予算であり、その他、各所管の事業についても適切に策定されたものと考える。にぎわい交流館いわつき管理運営事業は、岩槻地域の交流人口の増加と今後のインバウンド需要を高めるために必要な施設であることは理解したが、一方で年間の管理経費が8,000万円を超え、今後多額の支出が生じることが明らかになった。今後の公共施設の建設に際しては、施設の床面積ではない明確な基準を定め、また公共施設の管理経費は、その後も恒久的に発生することから、指定管理業者の選定では経費削減効果を最大限に考えることを求めて、賛成するとの討論の後、それぞれ採決の結果、議案第115号は起立多数をもって、議案第116号は全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、予算委員会審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------決算特別委員長報告 ○渋谷佳孝議長 次に、決算特別委員長 野口吉明議員     〔野口吉明議員登壇〕(拍手起こる) ◆野口吉明決算特別委員長 決算特別委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案4件であります。以下、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 議案第第117号から第120号までの4件について、一括して申し上げます。 まず、審査の流れを申し上げます。初めに、会計管理者による概況説明、代表監査委員による監査報告を受けた後、区の所管する決算及び各常任委員会所管別に、また企業会計及び出資法人の経営状況報告については、別日を設け審査を行い、討論、採決の前には総括質疑を実施いたしました。 次に、主な質疑を順次申し上げます。 区の所管に関する決算の審査では、愛犬カードの内容と効果、区制誕生15周年を意識した区の取り組みの成果、防犯啓発事業の内容と効果、道路反射鏡の修繕要望件数、執行率及び修繕に要する日数。 総合政策委員会関係審査では、債権回収の際の職員の対応、公共施設予約の公平性、未利用公有地の利活用に向けた取り組み状況、タウンミーティングの必要性、債権回収において、生活実態に合わせた分納期間にすることについての考え、係長昇任試験における女性職員の受験率向上のための工夫、新卒採用における内定辞退への対応、東日本連携センター整備事業の取り組み内容、大型イベント等と連動した商店街支援の内容、各融資制度の利用がふえた原因と今後の改善についての考え。 文教委員会関係審査では、学校給食における地元農産物の利用状況、武道場未整備校への整備予定、教育相談機能の拡充に向けた取り組み状況、イベントに多額の支出をしていることに関する公益性という観点からの評価、教員の勤務時間削減のための学級編制基準の引き下げや施策の見直しについての見解。 出資法人の経営状況報告では、体育協会に関して、さまざまな障害者が参加できるように交流事業を展開することについての見解、出資法人職員の公募の状況、出資法人の自主財源確保の取り組み。 市民生活委員会関係審査では、地域防犯カメラの設置数の拡大状況、ごみ収集車火災事故の原因と対策、住宅用火災警報器の設置及び適切な維持管理に関する見解、特定空き家の管理のあり方、ふれあい収集の回数をふやすことの見解。 保健福祉委員会関係審査では、災害時の要配慮者支援マニュアルの運用方法、障害者及び高齢者福祉施設のバス送迎に対する予算措置、シルバー人材センターの職域拡大の取り組み、児童養護施設出身者への支援の拡充、高齢者施設内での虐待の把握及び防止の状況。 まちづくり委員会関係審査では、身近な公園の整備推進状況、氷川参道の歩行者専用化に伴う交通の流れの変化への対応、市営自転車駐車場への防犯カメラの設置状況、公園遊具の修繕改修事業の進捗状況、スマイルロード、暮らしの道路整備の処理件数と処理に要する年数。 企業会計関係審査では、安定した病院経営を維持するための取り組み、公立病院の理想的な経営のあり方、手術支援ロボット、ダヴィンチ導入の効果、新病院開設に向けた準備状況、周産期病床の受け入れの現状。 総括質疑においては、職員による不祥事が生じていることについての現状分析と再発防止策、出資法人における市職員OBの採用についての考え、公共施設設備の台帳を整備、更新していくことへの見解、市長のタウンミーティングの成果、2都心4副都心への公費投入額と今後の2都心への事業費の見込みなどについて、質疑応答がありました。 質疑終了後、討論では、まず議案第117号、第118号及び第120号に反対の立場から、2018年度における一般会計及び特別会計は、さいたま市最大の財政規模となり、実質収支は約26億円の黒字となった。問題は、これらの財源が市民の暮らしや福祉、教育などの必要な事業に使われたかどうかである。特に指摘したいのは基金のあり方の問題であり、一般会計予算のおおよそ5%に達するもので、年度間の財源調整という目的を逸脱するものと言わなければならない。この要因には、この間、進められた過度な行政改革による福祉、暮らし予算の削減、職員の削減と民間委託の推進がある。とりわけ福祉について、持続可能な制度にするという大義名分のもとで、最も弱い立場の方々の命を守る制度を削ってきたことは認められない。削減された福祉、暮らしの制度の充実、職員の増員で公的責任を果たすことを求める。もう一点は、開発に対する公費投入に財政規律を持つということであり、今後も2都心4副都心への、とめどない税金の投入が危惧される。何よりも市民の暮らしと福祉を守ることを中心に施策を展開することを求め、反対するとの討論。 次に、議案第117号から第120号について賛成の立場から、平成30年度の決算額は歳入歳出ともにさいたま市誕生以来最大規模となり、連続黒字を達成した。一般会計、特別会計を合わせた全会計の財政健全化比率は5.1%、将来負担比率も同様に21.2%と良好な水準を維持している。健全な財政運営に努力された結果であると評価する。次に、実質収支額は歳入歳出の入りと出の結果であることは理解するが、平成30年度は市税収入の補正や基金の取り崩しをもって前年度比23億円の実質収支額減となった。義務的経費の増大、少子高齢化への施策事業展開、まちづくりへの投資などさまざま要因があると考えるが、実質収支は次年度の貴重な財源になることから、今後も自主財源の確保や、事業の選択と集中などによる安定的な財政運営が継続されることを期待し、行政サービスの充実と住民福祉のさらなる向上に努めていただくことを申し添え、賛成するとの討論。 次に、同じく議案第117号から第120号について、賛成の立場から、決算概要では、一般会計、特別会計合わせた決算総額において、形式収支で79億円、実質収支でも26億円の黒字となっており、自主財源比率が59.5%と前年よりも改善させているほか、他の数値を見ても、財政運営において、おおむね健全な状況が確認できる。一般会計歳入の不納欠損額については、6億3,300万円と昨年からさらに減らして、長期的な減少傾向が見られる一方で、収入未済額が3年連続でふえ続けていることについては指摘するが、民生費を中心に歳出額が毎年増加し、厳しい財政状況が続く中において行財政改革を推進し、財政の健全性を維持しつつ、効率的な運営がなされているものと判断し、賛成するとの討論。 次に、同じく議案第117号から第120号について賛成の立場から、一般会計と特別会計を合わせた決算総額は、実質収支で26億1,635万円の黒字となっている。市税では、防災対策や福祉の充実、都市基盤の整備など未来への投資にも十分目配りしながら、引き続き健全な財政運営を維持することが求められる。歳出決算では、予算額に対する割合は93.3%となっており、総務費及び教育費の増加が認められる。公共施設の大規模改修や更新などが見込まれる中、事業の効率化を図る努力が必要である。繰越額については、前年度に比べ24.8%増加しており、やむを得ず繰り越した事業については、早期完了に向け、計画的かつ効率的な執行に努めるべきである。不用額については、前年度に比べ13.5%減少しているが、発生要因をよく分析し、今後の当初予算編成において精度の高い見積もりに努めることを求め、賛成するとの討論。 次に、同じく議案第117号から第120号について、賛成の立場から、平成30年度は一般会計歳入決算が対前年度比2.1%の増額、歳出総額は対前年度比2.4%の増額となり、決算規模は過去最大となった。実質収支も14億7,800万円と連続して黒字を達成し、健全な財政運営が行われていると考える。目的別の歳出において、各事業の予算投入時期により増減は見られるものの、おおむね健全な財政運営がなされていると評価する。今後は義務的経費、医療費や民生費は引き続いて増加を続けることが予測されるため、健康長寿社会実現のための福祉や、保健医療への効果的な政策を行い、歳出への負担低減策に積極的に取り組むことを要望して、賛成するとの討論。 以上の討論の後、採決においては、議案第117号は起立多数をもって認定、議案第118号及び第120号は起立多数をもって認定及び原案のとおり可決、議案第119号は全員異議なく認定すべきものと決しました。 最後になりますが、本特別委員会では、平成30年度さいたま市各会計決算議案の審査を踏まえた令和2年度予算編成に向けた提言書を取りまとめましたので、御報告いたします。 平成30年度さいたま市各会計決算議案の審査を踏まえ、市長その他の執行機関が、令和2年度予算編成に向け、以下の取り組みに努めることを決算特別委員会として提言する。 1 各区それぞれが地域資源や地域特性を生かした事業を展開することにより、区民満足度の向上を図ること。 2 頻発する豪雨災害等による被害を教訓として、広域避難場所へ確実に避難することができるよう、広域避難者を受け入れる側の視点も踏まえ、区役所間の連携、情報共有、役割分担等の課題の整理を進めること。 3 ソーシャルメディア等の情報発信媒体をシティーセールスのツールとして活用するなど、戦略的な広報を展開すること。 4 未利用の公有財産(土地、建物)について、維持管理経費等の実態を調査するとともに、資産運用の視点に立って、その有効活用を推進すること。 5 業務量に応じた適正な人員配置による時間外勤務の縮減や効果的なストレスチェックの結果の活用などにより、職員が働きやすい職場環境の整備を図り、働き方改革の実現に向けた実効性のある取り組みを推進すること。 6 農業生産の基盤となる農地の利用促進を図るため、農地の貸し借りの調整や、遊休農地の発生防止と解消に努めること。 7 スクールソーシャルワーカー等の専門的知識、技能を有するスタッフの配置を拡充し、専門スタッフ同士や教員と専門スタッフとの連携、分担を進めることで、さらなる教育相談体制の充実を図ること。 8 出資法人の経営状況を十分に把握するとともに、団体独自の収益事業の実施、拡大など、自主財源の確保に向けた取り組みの強化を求めること。 9 民設放課後児童クラブに対する支援を強化し、保護者負担の軽減と新規開設による待機児童の解消を図ること。 10 道路の新設、改築、修繕等に関する各事業の課題を整理し、その解決を図ることにより、一層計画的かつ効率的に道路整備を進めること。 以上で、決算特別委員会の審査報告を終わります。ありがとうございました。(拍手起こる) ○渋谷佳孝議長 これで、各常任委員会及び決算特別委員会の委員長報告を終わります。        ----------------委員長報告に対する質疑 ○渋谷佳孝議長 これから、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 吉田一郎議員     〔吉田一郎議員登壇〕 ◆吉田一郎議員 どうも皆さん、こんばんは。吉田一郎でございます。というわけで、私はまちづくり委員会の新井委員長に、先ほどの委員長報告について1点だけ質疑を行いたいと思います。 先ほどの報告の中で、請願第42号「11月30日のJR東日本ダイヤ改正で、埼京線の大宮~武蔵浦和間の運行本数が大幅に削減されることに対して、さいたま市としてJR東日本に抗議し削減を見直すよう緊急に申し入れるとともに、さいたま市議会でも同様の決議をあげてください」についてですが、9月18日付で請願者より取り下げの申し出があり、取り下げを了承することにしました、というふうに御報告がありました。私は紹介議員なんですけれども、この請願第42号の取り下げなんですけれども、10月17日付、つまり本日付で請願者より取り下げ撤回の申し出があったと。私は紹介議員として出したんですけれども、その点は御存じでしょうか。その1点だけ、よろしくお願いいたします。 ○渋谷佳孝議長 新井森夫議員     〔新井森夫議員登壇〕 ◆新井森夫まちづくり委員長 吉田一郎議員の請願第42号の取り下げについて、10月17日付で請願者より取り下げ撤回の申し出があったことを御存じかについてお答えいたします。 事務局に提出された事実は存じ上げております。 ○渋谷佳孝議長 以上で、吉田一郎議員の質疑は終了いたしました。 これで、通告による質疑を終結いたします。        ---------------- △請願第37号、第38号の取り下げの件 ○渋谷佳孝議長 次に、請願第37号「国民健康保険の県内「統一保険税率水準」の導入中止を求める請願」及び請願第38号「「心身障害者医療費支給制度」の対象拡大を求める請願書」の2件につきましては、請願者から取り下げたい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。 本請願2件につきましては、取り下げを許可することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○渋谷佳孝議長 御異議なしと認めます。 よって、本請願2件の取り下げは、許可することに決定いたしました。 なお、ただいま取り下げを許可いたしました請願を除く議案及び請願につきましては、あす、討論、採決を行いますので、御了承願います。        ----------------特別委員会の設置及び付託 ○渋谷佳孝議長 次に、特別委員会の設置及び付託を議題といたします。 お諮りいたします。 市庁舎の在り方に関する調査研究及び行政区の在り方に関する調査研究のため、市庁舎及び行政区の在り方検討特別委員会を副委員長を2名とする15人の委員をもって設置し、それに付託の上、調査期間については調査終了までとすることとし、令和元年台風第19号災害対策調査のため、令和元年台風第19号災害対策調査特別委員会を12人の委員をもって設置し、それに付託の上、調査期間については調査終了までとすることといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○渋谷佳孝議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。        ----------------特別委員の選任 ○渋谷佳孝議長 次に、ただいま設置されました各特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付しておきました名簿のとおり議長から指名いたしますので、御了承願います。 なお、ただいま選任いたしました各特別委員の方々は、あすの本会議までにそれぞれ委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を議長に報告願います。〔参照〕 特別委員名簿        ---------------- △次会日程の報告 ○渋谷佳孝議長 以上で、本日の議事は終了いたしました。 18日、午前10時から会議を開きます。        ---------------- △散会の宣告 ○渋谷佳孝議長 本日は、これで散会いたします。午後8時27分散会        ----------------...